SICF ” young Hansel & Gretel “
*2007/5/2-3
10年後のヘンゼル&グレーテル
8th SICF
(スパイラル・インディペンデント・クリエーターズ・フェスティバル)
2007年5月2日・3日出展
11:00〜20:00
コンセプト
グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」、
改めて大人になって読んでみると、淡々とした文章の間に、
語られていない情況や個々の感情をリアリティをもって感じることが出来ます。
親にすてられたヘンゼルとグレーテル、
彼らの生き残るたくましさ、ずる賢さ、兄妹の信頼関係、、、
継母の言いなりになる父の弱さ、、、
魔女の館から、家に帰った後、(継母は死別)親子の関係はどうなったでしょうか?
子供たちの父に対して切ない気持ち、父の子供たちへの罪過の思い、
両者とも簡単に埋めることの出来ない心のキズが残ってしまったと思います。
情況は違えども、同じようなケースは現代にも当てはまることが多く、
人の残酷さ、弱さは不変なものかと胸が痛みます。
さて、その後、兄妹はどうなっていったのでしょうか?
父や学校、社会などに色々葛藤し、ぶつかり、悩みつつも、二人は笑い、励まし、支えあい、生きてきたのだと思います。
私が伝えたいのは希望です。
なんだかんだ色々なことがありつつも、生き抜いてきたヘンゼルとグレーテル。
彼らも立派な青年になりました。
スパイラルホール(スパイラル3F)
東京都港区南青山5-6-23
地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅B1出口前
www.spiral.co.jp/sicf/
入場料
1日券/一般700円 中学生以上500円
4日間フリーパス/一般1500円 中学生以上1000円)